2011年11月26日

■サントリー美術館ー『南蛮美術の光と影』

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 2日続けて公務で上京。
 2日目の午前中は時間をとって、前から見たかった、サントリー美術館の『南蛮美術の光と影ー泰西王侯騎馬図屏風の謎』に足を運んだ。

 東京ミッドタウン3階にある美術館。
 4階から3階へと会場を階段で下りる、その空間の使い方にいつも感心する。今回もメジャーな作品であり、南蛮美術の中でも重要文化財と言われる「泰西王侯騎馬図屏風」を階段から下りる左手に配置する。”息を飲む”みごとさと言っていい。111125_03s.jpg

 南蛮船を描く屏風もみごとである。
 ちょうど塩野七生のベネティア物語を読み終えたばかりである。ここに描かれる小ぶりな帆船を駆使して地中海、紅海で活躍し、さらに、大西洋を巡って喜望峰からインド洋へと海に出た「南蛮人」達がいた事実に人の営みのみごとさを感じる。

 イスラム文化が世界の中心であったとき、ヨーロッパからはるかアジアの地域に帆船を手繰って出かけてきた冒険家達が、当時すでに概ね正確な世界地図を使って航海していた事実にも驚く。
 他方で、我が国に、その後続く長い鎖国時代を迎える江戸期に、すでに世界地図も、世界各地の民族と風俗の原型が伝わっていた事実も見逃せない。

 「世界」とどう向き合おうとしたのかと、思う。つい、外交下手な今の日本を思ってしまう。「開かれた世界」を目の当たりにしつつ、「目を閉ざした文化」を作ってしまった、その証しを、美術館に見る思いがする。

 とまれ、そんな暗い思いはさておき、屏風絵のみごとさ、隠れキリシタンが守ったイエスやマリアの絵に感動し、なかんずく旧家の土蔵から見つかったマリアのピエタ図には深く感動した。

 そして、そんな感動の後は、地下1階のショッピング街で、ランチを買い込み、オープンスペースにあるテーブルに並べて、コスモポリタン東京の雰囲気を味わいながら、ほおばることとした。111125_00s.jpg
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2011年07月30日

不忍池ージョギングコース

東京の定宿、、、でもないが、上野、お茶の水、新宿、そして築地と仕事の関係でよくいくホテルが何件かある。東京ガーデンパレスもむろんそのひとつ。ここに泊まるときは、湯島天神から上野公園、不忍池の辺へとジョギングコースを設定している。池の周りが殊によい。

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2011年01月03日

■東京、谷中ー正月の富士

*本日のブログ関連写真ー2011年1月2日、富士を見る
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_110103.html

 1月2日、新幹線。
 富士がきれいに見えた。縁起のいいことだ。
 谷中の辺りを散策。下町情緒の残る谷中銀座。
 観光でも有名になりつつあるとか、、、。

 正月の東京のひとこまである。
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2010年11月05日

■11月4日、5日ー東京ですごす

*本日のブログ関連写真ー東京ですごす
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_101105.html

 所用あって上京。
 新幹線からみる富士山。周りは晴れていても、富士山だけご機嫌がよくないことがよくある。
 気むずかしいものだ。
 
 夜まで勤務先のミーティング。
 その後、築地のいつものホテルへ。
 今回はいつも面倒をかけている事務トップと一緒。
 深夜の場外市場。波除け神社でお参り。
 寿司三昧へ。
 翌日は、最近観光客用に見学コースを再開したマグロ競り売り市場へ。4時10分頃に「おさかな普及センター」にいってみるともう外国人観光客が大勢いる。最初のグループ70名が揃ったのは4時20分頃か、、、
 威勢のいい競り売りは一瞬のこと。
 しかし、元気をもらえる。
 そして、いつもの磯野家で朝食の寿司セット。
 場外市場をしばらく散策して、上野公園へ。
 
 デューラーの版画。
 しばらくぶりにみる。
 なかんずく『騎士と死と悪魔』はここ西洋博物館常設展にある作品。
 つまり、ここに通い始めた学生の頃から見てきた作品、、、、
 他のデューラーの作品と一緒に並べてみるのは、はじめてか。

 こみあげるような懐かしさが湧く。

 常設展をみたあとに喫茶店に入る、、、それが『すいれん』という名と確認したのはいつのころやら、、、そしていつからこんな洒落た店になったものやら、、、、

 公私ともに充実の2日であった。


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2010年09月16日

■「山種美術館」ー恵比寿で日本画を観るー東京ワンポイント

*本日の関連写真
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_100915.html

 9月15日。1日を置いて、再度、東京。公用の合間にわずかの遊びも、前回に同じ。
 山種美術館。恵比寿駅から徒歩10分ほど。
 特別展示、『日本画と洋画のはざまで』。
 はじめて見聞する日本画家とその作品群。静かな感動が湧く。落ち着いたたたずまいの美術館と、平日午前中の閑散とした観客群、作品群自体の静寂さ、、、そんな全体の雰囲気が感動をおだやかで静かなものにする。
 速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)。明治27年生まれ、40才で早世する。日本画壇で嘱目の逸材であったように解説書などからは読める。
 その作品ひとつ、『炎舞』。
 赤々と燃えるたき火の中に、蛾が飛び込む様がリアルに描かれている。
 但し、ブログ編者には、その意図不明。不気味さを感じる。展示会作品群の下位に位置付ける。
 下村観山(明治6年〜昭和5年)の『寿老』や、小林古径(明治16年〜昭和32年)の『闘草』など秀逸といえる作品が並ぶ。
 村上華岳(明治21年〜昭和14年)の『裸婦図』は、観音像、モナリザ、マリア像等など、東・西の女性図、宗教画と写実画、絵画と塑像を融合したもの、、、と勝手に想像しながら観る。独自の雰囲気を醸しだす名品だ。
 地下1階にミュージーアム・ショップ、絵はがきなど購入。
 1階のカフェの風雅な和菓子と中国茶の組み合わせも、よい。
 
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2010年09月15日

□お台場/ホンダー東京ワンポイント観光

*本日の関連写真
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_100913-15.html

 9月13日。東京。公用の合間にわずかの遊び。
 「ゆりかもめ」。乗ったのは人生で2回きり。湾岸がきれいであった。お台場に立ち寄って某大手企業を訪問。フジテレビには一度立ち寄ったことがあったが、タクシーで往復したたけ。今回は、ゆりかもめで半周ほどして、訪問先へ。
青山一丁目の「ホンダ」。1/4世紀も前に渡米、留学中にホンダ・シビックを愛用していたこともあって、ホンダは好きな会社だ。
 そして、ASIMOがそこに展示してあった。用向きを終えて、ちょうどデモが始まったところ。感動しながら、見学。
 
 ちょっとした東京ワンポイント観光であった。
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2010年08月24日

■防衛省ー東京裁判ー同時通訳

本日のブログ関連写真
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_tokyo_court.html

 過日、東京の防衛省に出向いた。
 旧陸軍参謀本部の建物を移築して残している。
 我々の世代にとってすぐ思い出すのは、三島由紀夫演説の場所。
 さらに、遡ると東京裁判が行われた場所。
 陸軍士官学校卒業式が天皇陛下ご臨席のもとに行われたのもここだという。
 東京裁判。
 本格的な司法通訳が行われたはじめての場所。
 モニターを付けて、訳を訂正しながら記録を残す独自の手法を編み出したのがここだ。
 その水準の高さは、日本の司法には引き継がれなかった。
 そんなことを思いながら、省内の別のレストランで会食を楽しんだ。

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2010年08月08日

■東京旅情ー品川、湯島、上野、お茶の水、日本橋ー

*本日のブログ関連写真
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_100808.html

 8月4日から7日まで、東京滞在。
 6日午後から、熊谷市まで足を伸ばして事件調査。7日午後に新横浜で研修講師。他は、東京は終日の仕事。
 合間にちょっとした観光。
 いくつか訪問した企業のうち、とある大手企業の本社から東京湾方向を望む写真をとった。
 湯島天神を巡る男坂、女坂も写真に収めた。
 上野公園、不忍池にある弁財天さんの辺りは、観光客が多い割に、落ち着いたたたずまいを感じる。鎮魂−「鎮め」の塚が多くあるからなのかもしれない。
 お茶の水駅を見下ろすお茶の水橋からの一望は、太陽の照り返しが水面に映えて、ほんとうに夏を思わせる風景だ。写真では収めきれないが、東京風物誌に入れたい。
 東京駅近く、日本橋、日銀の向かいに貨幣博物館がある。入場無料。古代から、現代までの貨幣が並ぶ。金融政策、貨幣政策の概要も分かる。「鐚銭」ーびたせんー「悪しき銭」の意味もなるほどと思う。「鐚銭一枚、やるわけにはいかない」、、、、。
4日間の旅の終わりは、新横浜駅近くにある障害者施設、ラポール横浜。
 ここで、手話通訳者グループと2時間の勉強会。裁判員裁判と手話通訳の問題の基本を検討。2時間はあっという間に過ぎる。
 車いすの人、知的障害のある人、その介護の人、連れ添う家族の人、手話の講習会をする部屋、障害のある人たちのボーリングの集まり、、、土曜日のラポールは活き活きとしていた。
 そのラポール横浜の2階にレストランがある。研修会の前に、カレーを食べた。うまかった。
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2010年07月20日

■2010年夏ー東京

 *ブログ関連写真は、次のURLをクリックして下さい。
http://justice.netspace110.jp/blog/blog_100719.html

■2010年7月。
 すこし公用、私用が重なり、上京。
 以下、いろいろな刺激を受けてこちらの日常にもどった19日の夜、家にもどったときに蝉の脱皮にであった。
 小さな庭から蝉が巣立つ日がきた。毎年みる脱皮の光景。今年もうまく写真に収めることができた。
 7年、小さな庭の地下にいる。そして、ある日、巣立つ。7日から10日の地上での生活のために。そして、その間に子孫を作る。
  7年前に宿った蝉の生命が巣立つ姿。感動する。

■上野公園。
 正岡子規記念野球場という看板。
 少年達の野球をする姿。
 「野球」。baseballにこの訳をあてた天才性。
 明治の日本人の気骨のひとつか。感心しながら、通り過ぎた。

■カポディモンテ美術館展。
 例のごとく、定番の西洋美術館訪問。
 下調べをした訳ではないが、いい展示会にぶつかる。
 美術館の名前は聞いていた。しかし、作品群に触れるのは初めて。
 イタリア16世紀〜18世紀頃の作品を中心に、エキゾティックな絵画が並ぶ。ポスターになっている貴婦人像はみごとであった。
 もう一度訪れたい。

■中央線にのっているときにふと目に止まった、東京モード学園の宣伝ポスター。
 「なりたくない自分になるな」。
  なるほど、と思う。
 「なりたい自分になれ」。
 そして、そのための努力を怠るな。

 東京にでると、いろいろ刺激がある。
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2010年06月06日

■福岡、東京、仙台(2)ー赤坂見附

■6月4日、東京。
 所用あって最高裁に足を運ぶ。
 近くに赤坂見附跡があるのを、実は、このとき偶然見つけた。
 ランチは、赤坂見附駅にある駅ビルの8階であったか、鮭の焼き魚定食。

http://justice.netspace110.jp/blog/blog_100605_2.html
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2009年11月10日

築地寿司三昧ー11月6日、7日


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 所用あって上京。夜のパーティーでも飲み物のみに押さえて、宿泊予定の築地市場近くのホテルにチェックインしたのが6日の夜10時頃。クイックシャワーのあと、早速築地場外市場周辺を散策。むろん深夜でありふつうのお店は閉まっていて静まりかえっている。まずは波除神社にお参り。
 縁起付けをしてから、24時間営業の寿司店『すし鮮』場外6丁目店へ。
http://www.sakanaya-group.com/01sushisen/02ichiba6/02info.html

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 もともと少々味オンチ。厳密な寿司の味比べなどするつもりはない。ただ、深夜営業の寿司店で、コーヒー片手に小説を読むのとおなじポーズを、築地市場では寿司をつまみながらやってみたいだけ。今読んでいるG.M.Hagueの『Voices of Evil』 を横においてセットメニューと別にあつらえたまぐろ2貫を箸でつまんでみた。
 翌7日。いつものジョギングを終えてから早朝の市場へ。まだ箱から魚を並べているあわただしい市場の雰囲気に活気をもらってから、前回足を運んだ、『磯野家』へ。
http://www.isonoya.co.jp/
 店を覗くと丁度客が立て込んでいる。ちょっと躊躇したら、店の人が「お一人なら座れます」と威勢よく声をかけてくれた。

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 ちょっとしたタイミングで、気持ちが変わればまだこんど、となるところ、その誘いに乗って店へ。朝のサービスセットと別にやはりまぐろ2貫を頼む。うまい。えびのはいった味噌汁もあたたかくて体に染みとおる。
 すこし離れた2,3の店にはネットでも取り上げられるせいか、長蛇の列。そこも多分おいしいのだろうと思う。が、もともとそんなことで並んでまで食べる気力もない自分には、ほどほどに客が居て、ほっと一息つけて、ゆっくり食べられるこの『磯野家』店が好きだ。

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 こみこみで、長蛇の列、、、では落ち着いて食べていることもできまい。店の人も、殺気だって、「食べたら出てけ」の様子ではないのだろうか、、、。
 一度ホテルに戻り、スケジュールをチェックして、一仕事。9時過ぎにチェックアウトして少し早めの10時のおやつもやはりお寿司。
 あさり汁とあぶりもののセット、そして別にやはりまぐろを2貫。
 すし鮮の場外4丁目店も私にはいい味のお寿司をだしてくれた。

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 保守的な自分は、次々とあたらしい店を開拓するよりも、なんとか勇気を出してはいってみた店で居心地がよければ、当分はそこに通い続ける。
 次回上京の折にも、ここに来よう。   http://www.sakanaya-group.com/01sushisen/03ichiba4/02info.html



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2009年07月24日

■オウム真理教南青山総本部跡ー東京ワンポイント


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先日、渋谷で用があって一日滞在した。
朝のジョギングの折、ふと思い立って、駅から徒歩20分ほどのところにあるかつてのオウム真理教南青山総本部がどうなっているのか確認しておくことにした。渋谷駅から明治通りを南に下がり、東交番の交差点を東におれて、國學院大學のキャンパスを抜けて、緩い坂を下りると、五叉路ほどになっている交差点がある。

 その角にかつての総本部跡のビルがたつ。「テナント募集」の広告がある。入居者はないようだ。ここに「グル」が居て、多くの信者が通い、そして、地下鉄サリン事件など一連の巨悪犯罪が起きた。グルはいまどうしているのであろうか。
 報道で取り上げられることもなくなったが、俗界でいう「正気」と「狂気」のどちらに居るのであろうか。宗教次元では、独自の精神界に入り込んで、瞑想を継続しているだけなのか、、、そんな事件が20世紀末にあった重い事実を、我々は忘れられない。
 様々な事件の被害者の冥福を祈りつつ、わかもの達のエネルギーを「正しい気」によって吸収できないで居る現代日本社会の脆弱さにも思いをはせつつ、ジョギングを続けた。

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2009年06月23日

■秋葉原のラーメンー東京ワンポイント


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 秋葉原の駅をおりて、UDXビルの2階、奥。ラーメンのチェーン店、「康竜」の秋葉原支店がある。
 「自分仕立てラーメン」がメインなメニュー、、、と思う。
 ともあれ、自分はこれのみ注文する。そして、サイドメニューに、鳥ご飯。
 ラーメンは、トッピング7種類を選び、麺の堅さも選べる。
 スープの味や油の量も選べた、と思う。
 年を取ると、ラーメンを一気に食べる芸当ができなくなり、時にかえって気持ちが悪くなるから、好きなラーメンなのに、「食べる」と決めるのに根性が要るし、入る店も限定し、メニューも限定。
 本当にお気に入りでないと、止めておくこととなる。
 今のところ、ここ康竜はOK.
 味もいい。奥まった店なので、こみこみになることもない。
 秋葉原には、おりおり足を運び、コンピューター、無線関係、モデルガンなどなど趣味のあれこれをチェックするがその帰りに立ち寄るのがここだ。
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2009年06月21日

小塚原刑場跡地ー南千住そこかしこー東京ワンポイント


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 東京に足を運ぶ。その度に小さな気付きがある。
 この頃、南千住に足を運ぶことが多いが、地下鉄日比谷線の南千住の駅の南口改札口を出るとすぐ線路沿いに、小塚原刑場跡がある。
 そうと知ったのは、ごくごく最近のこと。
 さる若手女性研究者にそうと指摘されてものである。
 そこで、過日、事件調査をかねてこの駅を降り立って、寄ってみた。

 首切り地蔵を正面に、「お題目ー南無妙法蓮華経」の石碑を向かって左手に配した正面。その右手に、刑場の由来が掲げられていた。

 ここで何人の人間が首を切られたことか、、、


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 そして、蘭学事始にでる腑分けが行われたのもこの地である。近代医学の発祥の地と

 極悪人の処刑と政治犯の斬首等など。日本の裏面の歴史、血の流れた歴史を知っている場所である。

 その近くにある回向院には、鼠小僧次郎吉の墓がある。
 奥に置かれた墓石は削られた跡がある。その筋の人間がお守り代わりに削っていくのだ、とはその女性研究者の紹介話であった。
 なるほど、と思う。



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 ついでに。
 回向院正面には吉展地蔵がある。これも、現代犯罪史に残る事件。誘拐犯が身代金の奪取に成功して逃走。
 吉展ちゃんは、結局遺体となって2年後に発見された。犯人は、後に死刑を執行されている。

 被害者の家の旦那寺がここ回向院であったとか。幼くして命を絶たれた被害者を弔う地蔵尊がこんなところにあったか、と思う。


 調査対象の事件の殺伐としたもので、これもまた犯罪史に名を残すこととなろう。



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 それがここ南千住界隈で起きた。
 偶然と言えば偶然なのだが、因縁を感じながら、これも教えてもらった有名なウナギの店、尾花で舌鼓を打った。

 「南千住」。おもしろい場所だと思う。また来る。



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2009年02月06日

■千住ー東京ワンポイント観光 by Gishu


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『千住というところ』
 少し調査の仕事があって地下鉄の南千住の駅を降りてから周辺を調査。
 一区切りついたところで、そういえば、と思い出す。
 芭蕉の奥の細道に千住というところが出ていたはず。そう思って、はるかに望む千住大橋を写真に収める。
 帰ってきてからネットでやおら調べてみると、写真にとった千住大橋のあたりに記念碑などがあるという。
 少し遠回りして見ておけばよかったと悔いが残ったが、調査は再度することとなるから、その折の楽しみの残そうと思う。
 とまれ、奥の細道の、こんな節を中学の頃暗記したことをおもいだした。

 『弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、月は在明にて光おさまれる物から、不二の峯幽にみえて、上野・谷中の花の梢、又いつかはと心ぼそし。むつまじきかぎりは宵よりつどひて、舟に乗て送る。千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそゝぐ。
 行春や鳥啼魚の目は泪
是を矢立の初として行道なをすゝまず。人々は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと、見送なるべし』。

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町中を駅に戻る途中で見かけたブロンズ像。楽しげな音楽がそのまま響くようなフォームにしばらくたたずんで眺めた。
 別段、芭蕉と関係があるでもないが、大川を挟んで、江戸と関八州・蝦夷を分ける分水嶺。
 芭蕉の旅への重い不安とかすかな期待、でも「やってみよう」という思いが交錯したひとときをこのあたりですごしたものやらと思うと感慨深い。
 

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2008年12月31日

■東京ワンポイント観光(3)ー東海道中膝栗毛 by GISHU


hizakurige01.jpg 「富貴自在冥加あれとや、営たてし門の松風、琴に通う春の日の麗さ、げにや大道は髪のごとしと、毛筋程もゆるがぬ御代のためしには、鳥が鳴吾妻錦絵に、鎧武者の美名を残し、弓も木太刀も額にして、千早振神の廣前に、おさまれる豊津国のいさしおは、堯舜のいにしへ、延喜のむかしも、目撃見る心地になん。・・・」
江戸時代のそんな治安と平穏の保たれた時期に、東海道を上方に向けて出発した江戸者ふたりの珍道中、弥次喜多の名コンビ。街道の名所旧蹟毎に引き起こす騒動を重ねて、京都三条まで。
 いわずとしれた、十返舎一九『東海道中膝栗毛』の出だし。

 神田をたって上る上方。もう数百年前の風物なのに、人情の揺れ動きに大きな変動はない。喜怒哀楽も基本は同じか、男女の機微も変わらず、今に通じる。
 むしろ、300年前に登場した江戸幕府が、女一人の徒歩旅行も安全にできるインフラ整備に成功していたことこそ注目に値する。予約なしの飛び込み式の宿泊、客引きの客の見定め、店への引き込みもすごかったものと作品からうかがわれる。

 「東京ワンポイント」観光を思い立ったその頃から、中学生のときに現代文にあらためられていた東海道中膝栗毛を読んでいたく感動したが、そのまま学生時代にも原点には当たらずじまいでいて半世紀以上立って、つい最近、ふと本屋で手にとってみたものであるところ、例のごとく、電車の往来に、今はオランダの古典を英語版で読むのと並んで、気分任せに読み終えた岩波文庫上下2巻本。だらだらと読んで年末までに読み終えたので一息。

 「花の都に梅の浪花へと、心ざして出行ほどに、はやくも高なはの町に来かかり、川柳点の前句集をおもひだせば
  高なわに来てわすれたることばかり
 とよみたれ共、我々は何ひとつ、心がかりの事もなく、独身のきさんじは、鼠の店賃いだすも費と、身上ののこらず、ふろしき包みとなしたるも心やすし・・・・」
 
 旅に人生を乗せてしまうふたりの選択。道に住み家を見いだす思い切りのよさ。そのまま、神田から東海道を歩み始める自然さ、、、
 とは言え、初編から数えて20数年で最後の編を編み終えて弥次喜多を江戸に返す筆者の結び。
 「ふたりとも江都気性の大腹中にて、かかる難渋の身をへちまともおもはず、洒落とをして、少しもめげぬようす・・・」。
 一九の世界では、弥次喜多は生涯の旅人、いつまでたっても客引きや飯盛女とふざけあう気楽な生き様を示している。ひとつの理想なのかもしれない。
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2008年12月30日

東京ワンポイント観光(2)ー神田川、同棲時代、由美かおる by GISHU

■ 名曲、神田川。
「貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして
 二人で行った 横町の風呂屋
 一緒に出ようねって 言ったのに
 いつも私が 待たされた洗い髪が芯まで 
 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った
 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ
 若かったあの頃 何も怖くなかった
 ただ貴方のやさしさが 怖かった

kandagawa00.jpg  ・・・・・・
 「神田川」、「同棲時代」、そして「由美かおる」。
 編者の学生時代と重なる3つのフレーズ。その神田川が、東京の何処を流れるのか正確には知らなかった。むろん、二人でいった「横町の風呂屋」がどこにあるのかも、、、
 それが数年前からひょんなことで知った。
 高田馬場に辰巳法律研究所がある。そこの答案練習会講師に招聘されることとなったのが数年前から。
 旧司試の試験委員を終えてからまた縁がつながり、よく講師に呼ばれる。そのときには、前日に高田馬場に一泊する。
 そして、例のごとく、早朝ジョギングのコースに何気なく選んだ川が、後で気づくと神田川の一部なのだ。これも何年か川沿いを走って後のことなので、我ながらうかつであった。
 もっとも、夜の明けぬ薄暗い内に走り抜けるから、看板などさほど気にもとめていなかった。
 あるとき、これが神田川と気づいた。早大の近くを流れる、川沿いにすぐと迫るアパート群の残る町並み。路面電車を横切って川沿いに走る。
 1970年代。といっても、編者のそれは京大を中心とする風景なのだが、「神田川」の看板をみると、その時代が懐かしく思い起こされる。
 ところで、旧司試が続く限り、辰巳は、日曜答練を続けるという。作問者に引き続き声がかかるかどうかは、今年の受講生の評価次第。
 縁あれば、またこの川沿いを走ることとなるであろう。

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2008年11月29日

東京ワンポイント観光(1)ー築地、六本木、赤羽


tikuji00.jpg東京におりおり仕事にでる。通常は、朝一近くの新幹線で上京し、最終便に近い新幹線で帰る。疲れたときには夕方すぎ頃の便。観光に時間を取ることはできにくいが、それでもなんとか「ワンポイント」観光を心がけている。何回続くかわからないが、ふと足を運んだ、その様子をおりおり綴ってみよう。
 11月29日から30日。一泊2日の上京である。29日の午後に大学を出て東京へ。夕方から夜にかけて公務をこなし、今回の目的、築地、魚市場訪問のために予約したすぐ近くのホテル、東急ステイ東銀座店に向かう。

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 早朝。ジョギングをかねて、魚市場へ。まずは、波除神社へお参り。ちょうと酉の市。縁起物が並ぶ小さな境内を一回りみて、御参拝。そして、魚市場へ。
 セリ市をはじめてみる。そして、市場の活気にも初めて触れる。
 一端ホテルにもどり、シャワーを浴びてから朝食をひとつの目的にして再度、魚市場へ。前にネットで検索した食堂は、早くから明らかに観光客が並ぶ。ちょっと極端だ。というのも、なにかで取り上げられた店の前には人だかり。そうでない店は、やや閑散としている。
 どのみち、味オンチ。混み合う店は嫌。そこで、すこし空いている寿司屋にはいる。セットメニューと別に中トロ一貫を注文する。うまい。
 午前。六本木。MidtownTokyo。サントリー美術館のあるモールへ。洒落た高級品店が並ぶ中にある美術館。言わずと知れたピカソ展である。
 国立新美術館とペア開催。前に新美術館は訪問済み。今回は、サントリー美術館へ。
 『巨匠ピカソ 魂のポートレート』と題する作品群。なるほど肖像画などピカソの内面を示す作品が多いか。

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 「道化師」「牡牛の頭部」「顎髭のある男の胸像」など彫刻に心が引かれる。絵画と異なる人の心情を捉え混んだ作品群。
 特に、道化師のまなざしの深さに思わず息をのむ。2巡、3巡してもあきなかった。
 昼。赤羽。これは趣味の世界。赤羽駅から線路沿いに5分ほど歩いたところに、モデルガンショップ、フロンティアがある。おりおりここに足を運ぶ。
 ちょっと注目のモデルを眺めてみる。中古でいいものがあれば、、、と思ってよく手にとるが、その度に、結局、中古より新品を買う方が結局いい、と思い、新品をみると、オートマはほぼどれも同じ、、、と思って今ひとつ「是非!」と心に湧く気持ちが出てこない。
 そんなときに趣味のものを買ってもおもしろくないから、結局、今回も30分ほど店を徘徊して手ぶらで出て、東京駅へ。

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 土曜日の午後の便。自由席も混み合っている。新神戸まで、そして夕方から、ある事件の打合せへ、、、「ロマン」から「現実」へ目線を変えた。
posted by justice_justice at 23:28| ●観光(東京ワンポイント) | 更新情報をチェックする
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