2014年04月21日

子どもが健やかに育つ社会ー21世紀日本の病理

読売新聞の次の記事を引用し,紹介する。
子どもが健全に育つ社会を再建しなければなるまい。

「和歌山・男児虐待死/県に再発防止報告書/検証委提出/国へ法整備要望=和歌山」
 2014/04/16 大阪読売新聞 朝刊
****本文引用*****
 和歌山市の男児虐待死事件を巡り、県子ども・女性・障害者相談センター(児相)などの対応を検証していた有識者による県の「児童虐待等要保護事例検証委員会」(委員長=福井以恵子・元県共生推進局長)は15日、再発防止策などを盛り込んだ報告書(24ページ)をまとめ、中川伸児・県福祉保健部長に渡した。(村山卓也)
 事件は、長男星涼(せり)ちゃんに対する傷害致死罪で起訴された原和輝被告(26)がその約2年前に別の傷害事件で逮捕され、不起訴(起訴猶予)になった後に起きた。その際、児相側が求めなかったこともあり、地検から処分理由の説明はなかった。
 報告書は、こうした経緯の背景として法務省の規定や判例に触れ、「児相は多くの情報を得ることが望ましいが、捜査情報の入手は困難な状況」と指摘。甲南大法科大学院、渡辺修教授(刑事訴訟法)の「検察、警察は積極的に関係機関との調整を行うべきだ」との見解も踏まえ、検察と児相が情報共有できるよう国に法整備の検討を要望した。
 和歌山市などと役割分担をせず、問題を抱えてしまったことが、不十分な対応につながったとし、児相と関係機関との連携強化が必要との見解を示した。
 同センターが受け付けている虐待相談件数のうち、過半数が和歌山市からのもので、効果的な対応をするために同市独自の児相を設置することも求めた。報告書を受け取った中川部長は「提言に沿って対策を考えていきたい」と話していた。
 また、県は同日、星涼ちゃんを自宅に戻した際の判断に慎重さが欠けていたとして、当時の同センター所長、次長、主幹の3人を厳重注意処分とした。
 
 〈和歌山市の男児虐待死事件〉
 無職原和輝被告(26)が昨年7月、自宅で長男星涼(せり)ちゃん(当時2歳)の頭を殴るなど暴行し、死なせたとして逮捕され、同11月に傷害致死罪で起訴された。原被告はその約2年前、星涼ちゃんへの別の二つの傷害容疑で逮捕、再逮捕されたが、地検がいずれも不起訴(起訴猶予)とした。公判に向け、現在裁判所と検察側、弁護側の3者が協議して争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが進められている。
posted by justice_justice at 19:37 | TrackBack(0) | ■事件ー捜査から起訴まで | 更新情報をチェックする

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