2011年11月20日

東洋陶磁美術館ー学芸員のプロ意識

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 東洋陶磁美術館で韓国陶磁を並べるときの感想を、同館学芸員の樋口とも子さんが、『8 ON GUIDE 2011』(大阪ミュージアムを巡るエイトオン・ガイド)6頁で、こう語る。

 「韓国陶磁の場合は特に、作品本来の持つ美しさと人の手を加えた端正さとのバランスを考えながら作業しています。ですがそれを少しずつ動かしていくことで、突然すべての作品が揃って息を吹き返すような、まるで作品と作品が呼び合うような一点が見つかります。ある一群はそれぞれがきりりと胸を張り、ある一群はおだやかに身を寄せ合っている、自然に目線を動かすことのできる展示になってようやく仕上げの作業を始めます、、、」

 なるほど。美の展示の裏に、プロの業があるのか。

 事務所近くの著名な美術館でありながら、なかなか機会を持てなかった東洋陶磁美術館。今日は、夕方までの起案の終了とともに、一息入れるため、でかけてきた。

 明の時代の青磁が並ぶ中に、一枚の大皿。
 遠くイスラム世界でも好まれたという薄い青の奧に、800年も前の歴史を感じながら佇んでいた。
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 明の時代の青磁などの特別展の他、アジア地域の陶器を置く常設展、日本の陶器を並べる部屋等など。
 ベトナムの青磁はみごとであった。猛禽が2羽踊る大皿、、、、

 「鉾流橋」という由緒ある橋を渡って、事務所に戻り、二つめの起案にとりかった。

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posted by justice_justice at 19:07 | TrackBack(0) | ●教養ー美術・音楽・博物 | 更新情報をチェックする

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