2011年11月10日

■『海の都の物語』ー1000年の「都市力」「市民力」「国家力」

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 塩野七生の力作、1000年を超える「都市」ベネティアの歴史物語。
 ほぼ読み終えた。

 「都市力」を考え、国家力を見通す、よきものさしである。
 
 なによりも、誰もが、海洋国家日本の行く末をみる「ものさし」
 として読んでいること。これが、この本の価値を高める。

 民主党政権のふがいなさと、これを変えられない市民力の足りなさ、、、
 東アジアにおける軍事的不安定に、外交でも、経済でも、そして、肝心要の
 軍事力でも、リーダーシップをとれない国家力の弱さ、、、

 国家日本が「滅び」の道にいち早く落ち込むのを避けるメカニズム。
 これを、読み取りたい気持ちで読む本だと思う。


 ベネティアが生まれ、栄えて、イタリアに統合されていく雄大な歴史。
 塩野七生文化論の傑作の一つ。
 
 
posted by justice_justice at 07:11 | TrackBack(0) | ●教養ー読書 | 更新情報をチェックする

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