2011年11月09日

■大阪歴史博物館ー大阪府警の隣、NHKの横

http://www.mus-his.city.osaka.jp/

 前から気になっていた博物館。「大阪歴史博物館」。
 ときおり程度だが、取材で出向くことのある大阪NHKの横にあり、その度に、ちょっとよりたい気持ちを強くしつつ、取材の行き来に気がとられて、足を向けることができないでいた。
 最近、府警本部にあしげく通うが、これとても夜が多く、見上げる博物館の建物はとっくに閉館している。
 が、過日、ようやく午後にここに来ることができた。むしろ、博物館に足を運ぶタイミングで、用事を入れたといえる。
 おもしろい展示があった。特別展「心斎橋/きもの/モダン−煌めきの大大阪時代−」だ。
 博物館のHPの解説を引用する。
 「大阪の中心地〈船場〉の街を南北に通る心斎橋筋は、江戸時代以来商業の街として発展し、明治維新後に更なる発展を遂げました。その繁栄がひとつの頂点を迎えた昭和初期の「大大阪時代」、心斎橋筋にはファッション関係の店舗や百貨店が華やかに営業し、尖端的な広告デザインやショーウィンドウのディスプレイがあふれました。こうしたモダニズムの雰囲気は同時代を生きる人々のライフスタイルに大きな影響を及ぼすとともに、心斎橋筋の賑わいは、東京・銀座のそれになぞらえて「心ぶら」と呼ばれました。本展覧会では、近代の大阪・心斎橋筋のありかたやここから発信されたファッション、ライフスタイルに注目します。大阪・心斎橋筋の真実の姿から大大阪時代の煌めきを体感してください。」
 
 その通りの企画であった。
 とりわけ、パンフも飾る作品「秋立つ」(昭和3年)は秀逸である。高橋成薇(たかはしせいび)の作にかかるもの。HPの作品解説を引用する。
 「この作品が描かれた昭和3年には“モダンガール”旋風が日本を席捲していた。当時、モダンガールは経済的に独立的な文化婦人であるべきとされ、それまでの日本人女性の“静”のイメージから脱却した“動”の存在とされたのである。画中の娘はモダンガールの象徴たる「断髪」姿ではあるが、振袖を着ている。」

 昭和がはじまった、その躍動感を描き出した作品。しばし足をとどめて、眺めていた。

 akitatshu00.jpg


historymuseum00.jpg

posted by justice_justice at 07:08 | TrackBack(0) | ●教養ー美術・音楽・博物 | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。