2011年01月13日

■目から鱗が落ちる瞬間、目に鱗が付く瞬間ー多田容子氏の本から

■多田容子『自分を活かす古武術の心得』(集英社新書、2008年)から

「よく古武術の考え方は『目から鱗』の発想だという。実際、そうだと私も思う。目から鱗が落ちた瞬間を、我々は知ることができるが、一方で、目に鱗が付く瞬間というのは分からない。おそらく、放っておけば長年のうちに鱗がどんどんと重なり、目が曇るということだろう。・・・・・常に目から鱗をはがし続けられるような経験や稽古をしよう。はがれたら、次の鱗を付けず、素直な目でものを見、感じてみよう。偉いとか、物知りだと言われるより、気持ちがあらたまる快感を知ろう。そうしていれば、いつか、自分の意思で自分の心身の曇りを取り去ることができるようになると、私は信じている。」

 なるほど、と思う指摘の多い本であった。

*kaolin先生の紹介による。
 http://blogs.dion.ne.jp/kaolin/archives/cat_340373-1.html
posted by justice_justice at 23:10| ●教養ー読書 | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。