2010年10月10日

■特捜検事証拠かいざん事件ーマスコミ・コメント(6)ー最高検捜査の可視化

前田検事の起訴日が近い。もう一度最高検捜査の問題点を摘示しておきたい。
 簡単だ。
 「可視化」がないことである。
 次のようなコメントを出している。

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■2010年9月22日読売新聞(東京版、朝刊)「検事/データ改ざん/前代未聞の不祥事/エリート逮捕に激震」
 渡辺修・甲南大法科大学院教授(刑事訴訟法)の話「密室の取調室に市民を追い込めば、いいなりにできる、という特捜検事のおごりが表れた事件と言える。最高検が内輪で捜査しても、特捜部内で実際に何が行われたのか、事実関係の解明は期待できず、国民の疑惑は深まるだけ。検察当局は、第三者である弁護士を入れた特別調査委員会を設置するなどして、この事件の捜査そのものを可視化させるべきだ」

■2010年9月22日日経(朝刊)「特捜検事を逮捕、検察失墜、自浄どこまで、郵便不正事件、全容検証へ」

第三者委設置、捜査公正に
 甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法) 押収品のデータ改ざんは、検察の存在意義を根底から崩壊させるゆゆしき事態。検察官一人の個人犯罪とは思えず、組織的な関与の有無や程度を徹底的に解明すべきだ。
 ただ、最高検の身内だけの捜査では国民も納得せず、捜査を監視する市民と専門家でつくる第三者委員会を臨時に設置し、捜査を公正に実施する体制をつくる必要がある。そのうえで、特捜部を解散し、証拠物を適正に管理するための立法などを急ぐことで、検察に対する信頼を全力で回復させなければならない。

posted by justice_justice at 04:23| ■裁判ー起訴された事件 | 更新情報をチェックする
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