2010年03月26日

2010年3月ー台北・ソウルの旅ーおそるべし、韓国(台湾・韓国その4)


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 3月7日に台北に入り、10日にソウルに赴いた短期調査旅行。
 3月13日は、調査を終えて日本に戻る日。
 午前中に中央国立博物館へ、午後から民俗博物館に回り、アワビ粥を食べて帰国する予定でいた。土曜日で天気のいい日となったので、博物館は混むだろうと思い、開館に併せて入場することにした。
 最初に驚いたこと。入場料は無料であった。世界的な美術品などある博物館。維持にかかる費用を受益者に負担させる、というのが日本的発想方法。しかし、韓国は、無料にしている。これは、景福宮横にある故宮博物館でも同じ。民俗博物館も無料であった。国の歴史と文化を内外に広める場で入場料は取らない。ささいなことだが、文化政策の土台を見る思いがした。
 次に驚いたこと。午前9時、まだあまり人が多くはない。しかし、小学生の小集団が引率の先生とともにそこここに待機していた。開館とあわせて入場。そこかしこに集まって先生の話を聞きながら、展示品をみている。なにかの宿題なのか、ノートをもって特定の展示品をみてはなにかをノートする姿もある。むろん、さすがに小学生だ、展示品そっちのけでかくれんぼや追いかけっこに興ずる者もいる。だが、土曜日の午前中、先生が引率して、少人数にわかれ、母国の歴史を知る機会をもつこと。「ゆとり教育」の名の下に、児童・生徒の公教育を縮減している日本と比べると思わず、ため息がでる。
 さらに驚いたこと。その小学生の少人数グループのうち、数組が、外国人が引率していることだ。むろん、リーダーは英語で展示品の説明をしている。子ども達も、英語で質問をする。すべて英会話で見学が行われている。これには、戦慄する思いであった。「おそるべし、韓国!」。
 世界を目指す韓国の裾野の広がりを垣間見た思いであった。


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 博物館の半跏思惟像。
 京都広隆寺に類似のものがあるが、韓国から伝来したものか、造形を日本側が取り入れて作成したものか、いずれであれ、朝鮮半島渡来といっていい。古代国家の頃、朝鮮半島から多くの文物を学んだのであろうし、それを伝承する人の往来もあったのであろう。
 韓国の近年の発展をみるにつけても、島国日本の狭隘な地理環境に埋もれていると、世界先進国の座を譲らなければならなくなる。

 とっぽっきと韓国おでんの味をおもいだしながら、、、、、


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posted by justice_justice at 10:01| ▼世界旅行ー台湾・韓国 | 更新情報をチェックする
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