2007年08月31日

■台湾・台北日誌(2)ー屋台の食事


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■龍山寺は、台湾でも古い寺院のひとつと聞く。多くの人の信仰を仰いでいる。昼夜、年中大勢の人がお参りに来るのだろう。
 そして、筆者が出向いたときにも、そこここに熱心に祈りを捧げる人々の姿がある。そして、、、占い。
 台湾の寺の占いは、おみくじを引く、という消極的なやり方だけにとどまらない。
 一対の卦を手に握り祈りを捧げて石畳に放る。その組み合わせで、仏が「笑っている」、つまり「おまえの祈りの程度では無理だよ」となるのか、「熱心な気持ち、受け入れよう」となるのかが決まる、と聞く。

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 裏と表の組み合わせが3回連続ででるのがいい、と物の本で読んだ記憶があるのだが、確かかどうか。
 とりあえず、私事の願いと、法科大学院院長の立場上「合格者○○名以上」の願いに分けて、ご本尊と裏本尊でそれぞれ試してみた。
 偶然にもそれぞれ1回目は「笑われた」のだが、2度目に裏表がでた。「日本から御参りにきたのだから、これくらいで勘弁して、よろしくお願いします」
と自我偈を唱えながら心で祈る。
 祈りかた、仏との交渉、、、台湾的というべきかはさておき、主体的で積極的で商人的でわかりいい。
 仏に通ずる祈り方をせよ、自分の根性で、運を開け、とでもいうような占いの方法だ、と自分で勝手に思いこんでいる。蘊蓄を知る人には笑われるかも知れないが、、、。
 そして、だから、好きだ。また来なければならない。

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■さて。むろん、参拝を終えたあとは、精進落としの料理を食べなければならない。
 といって、高級料理を食べるつもりはまったくない。龍山寺の門前町ー浅草門前町にやや似た雰囲気の屋台街が食事どころとなる。

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 むろん、英語も日本語も通じない庶民の世界。
 筆ペンとメモ用紙と店の看板と鍋、材料を指さすジェスチャーで、注文。「魚メシ」と「とろみのあるえびスープ」がメインディッシュとなる。
 「魚メシ」。なんの魚のどこなのかわからないが、脂身と肉が半々のきれが白飯の上にかかっている。要は、吉野家の牛丼の龍山寺版と思えばよい。
 最後は、えびスープの中にぶっ込んで、おじや風にして掻き込む。これが、うまい。

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■サイドディッシュは、別の屋台でやっている「臭豆腐」である。
 5切れで40元。揚豆腐なのだが、独特の臭みがある。臭臭鍋ほどではないが、ホテルの部屋まで臭いー香り(?)を持って帰ることとなるが、うまい。
 屋台のおばちゃんが山盛りの揚豆腐から数切れをとなりの油鍋に抛り込むのをみながら、屋台のならぶこの一筋に眼をやった。
 洒落たショッピングモールも、街の西に次々と広がっていくのを初日に見た。『101』のタワービルもあるし、その周辺のブランド店も眺めた。
 が、それらはコスモポリタンとしての台北の機能であって、台湾・台北ではない。
 なぜなら、そうした現代型モールは、別に台北ではなくても、東京、大阪にもあれば、シンガポールにもある。
 台湾らしさをどこで感じてみるか、、、これも、人それぞれでよく、ベストもマストもない。自分は自分流で。
 ただ、僧籍のある自分はなんとはなくここ「龍山寺界隈」が一番親しみを覚える。

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 そんなことをとりとめもなく考えていると、おばちゃんが皿をもってきてくれた。
 辛みのあるソースをつけて、キャベツと一緒に熱々の5切れを食べながら、他の屋台の様子を眺めてみる。「食」の気軽さと多彩さを感じさせる一角。
 旅行ガイドでトップページを飾ることはないが、確かに台湾・台北らしさを体感できる場所。
 それでも、このときも、日本人の若者グループがむこうの屋台で料理を注文していた。「ホテルに持って帰ってみんなで食べよう!」などなど相談しながら、これも手ぶり身ぶりで注文をしていた。「ガンバレ!日本の若者!」

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■この日のデザートは、豆を各種使ったあんみつ。掻き氷で食べている客もいたが、そうはせずに、「綜合豆花」なる品にした。
 少し氷を載せたあんみつ風の仕立て。3〜4種類の豆がゆでて入っている。味付けもしているのかどうかは、味オンチには不明。
 ともあれ、満腹。
 納得の台北フルコースを終えて、MRTでホテルに戻った。体についた臭いか、ただ口に残る後味だけか、臭豆腐の味と香りが一晩気になった。

 朝から1日調査活動をし、その後ホテルで夜まで報告書をまとめて一段落してから出かけてみた、台湾・台北らしさを感じたひとときであった。

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posted by justice_justice at 10:13 | TrackBack(0) | ●観光(世界) | 更新情報をチェックする
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